レートの守り人

ポケモンについて書きたかった

対面構築の組み方

みなさん初めまして。以前も読んでいただいた方はお久しぶりです。ガブリアスとレートに潜っているジグロというものです。

今回は「これから対面構築を組んで見たい!」という方に役に立つかも知れない対面構築の組み方を簡単に書いていこうと思います。

※あくまで私なりの対面構築の組み方です。一般的な対面構築の組み方を紹介する記事ではありません。



【0.対面構築の定義】
まずここで対面構築自体がどのようなものかを簡単に説明します。不要な方は飛ばしてください。

対面構築における理想の立ち回りは

1.初手出し負けず勝つ

2.相手の2匹目に有利なポケモンを出して勝つ

3.相手の3匹目とこちらの3匹目の対面で勝つ

これが対面構築の一番やりたいことです。要は数的有利を取ることで常に有利対面を作りたいわけです。
では、それを実現するためにはどのように構築を組めば良いのでしょうか?



【1.対面構築の構成】
いわゆる「襷+メガ+Z」を軸に構築を組みます。実際の構成は

ミミッキュ(Z)
・先発要員(襷)×1or2
・メガ枠×2

・崩し
(・クッション×1)
となります。先発2匹目とクッションが選択です。

先発(襷)+メガ+ミミッキュ(Z)

の順に出し、これを基本選出とします。



【2.構築構成の詳細】

私が実際に採用する順番に説明していきます。

 

2.1.ミミッキュの採用
ミミッキュは、特性による行動保証、ストッパー性能・剣舞Z、呪いによる崩し性能・選出誘導力・メインウェポンの等倍範囲などなどなど特別な理由なく対面構築に入れない理由がない性能を持っているので必ず入れます。
ミミッキュは積まないと火力不足気味で、襷は他に回したいのでZで採用します。

 

ミミッキュのZは†構築による†としか言えませんが、後述のメガとのシナジーで考えます。

 

霊Z
メガが炎打点を持たず鋼が重いならこっち。グロスミミッキュミラーに強い。パワーがなく、ポリ2やガルーラに無力。

メタグロスボーマンダ等と好相性(のはず)。


ミミZ
メガが鋼を処理できるなら。私はABミミZで採用することが多い。剣舞ミミZでカバやランドの崩しも行え、シャドクロを切って呪いやトリルなどをいれられる。鋼に無力。
バシャ、リザXY、ホンチガルーラ等と好相性。

 

 
2.2.先発要員
対面構築は初手出し負けるとまず勝てません。それを強引に解決するのが襷です。
先発襷に求められる要素は

・通りのいいメインウェポン

→裏に負荷をかけるために必要
・Sが高い

→それ自体が行動保証になり得る
・S操作技、先制技

→火力不足を補う
・起点回避

→襷が起点になったらお話にならない


・カバ展開に強い
(・襷が考慮されにくい)

カバ展開に強いことは非常に重要です。サイクルを回せないのでどうしてもこちらが不利になります。

襷が考慮されにくいというのは、襷以外も考慮される必要があるという意味です。襷はそれ前提に動かれると弱く、先発に置きにくくなるためです。

例  キノガッサ、ゲンガー、爆発ランド、テテフ、ゲッコウガ


もう1匹先発を用意する場合

クッションを採用しない場合です。襷枠で補えきれない範囲を見ます。行動保証が必要ですが、襷と化けの皮を用いる以外に確実な行動保証が得にくいのでかなり難しいです。
例 シュカコケコ等

信用可能なポケモン(耐久振り眼鏡テテフ等)も可


2.3.メガ
基本的に2番手に出します。メガに欲しい要素は以下です。

・先発で止まるポケモンで止まらない
・相手のミミッキュに隙を見せない
・切り返し性能がある
・こちらのミミッキュのZとのシナジー

メガで最も重要視されるのは「先発で止まるポケモンで止まらないこと」です。
例えば、襷にテテフを採用したのにメガにマンダを採用はしません。あまりに鋼に無力です。鋼を起点にできるバシャやリザを採用すべきですね。

ミミッキュにある程度強いこともメガで重要です。捨て身グンチホンチ不意みたいなガルーラはミミッキュをもう1メガでカバーする必要があります。

切り返し性能も私はあった方がいい思っています。これが先発出し負けを切り返す手段その1です。ニトチャリザYやグロパンガルーラは構築によっては全抜きの可能性があります。

ミミッキュのZとのシナジーはZ枠の項で説明済みです。ミミZなら鋼を処理できるメガ、霊Zなら鋼が多少重くても大丈夫です。

 

 

2.4.崩し
対面構築は低速サイクルや受けループが重くなりがちなので力こそパワーみたいなやつで破壊します。積み+Zが基本使いやすいです。自由度が高いので、電気や地面の一貫が切れていない場合ここで切ります。

例  剣舞ガブ(竜Z/ラム)、剣舞ランド(飛Z/うちおとす地Z)、悪巧みレボルト(闘Z)、悪巧みポリZ(無Z)、蛍火ジュモク(電Z/超Z)、オニゴーリ(残飯)



2.5.クッション枠
2匹目の先発を採用しない場合です。クッションは非常に重要な役割を果たします。

・先発出し負けのリスクが軽減される
・受けポケを入れることで立ち回りに柔軟性が生まれる
・選出誘導することができる

これが先発出し負けを切り返す手段その2です。対面構築の上位構築はこの枠があることが多いです。先発やメガの引き先になるために、残りの5匹と弱点が被らないようにします。

例 カバ・ランド・カグヤ等

 

 

 

 

 

【最後に】

以上が私なりの対面構築の組み方になります。
既に対面構築を使われている方で「それは違うだろ!」と思った方はツイッター(@ziguro_poke)にリプ・DM等で是非共有してください!まだまだ分からないって人も質問等受け付けるので気軽におっしゃってください。

 

 

 

 

それでは